桜

大津高等学校の家庭科学科は、<被服>、<食物>、<保育>の3つの分野をバランスよく学習し、専門的な知識や技術を習得し、将来その分野で活躍する人を育てます。

授業は、たくさんの実習があります。また、3年生の「課題研究」では、3年間学習したことの総まとめとして、<被服>、<食物>、<保育>の3つの分野から興味関心や進路希望に応じて1つ選択し課題を設定して、1年間を通して探求活動を行います。

また、課外活動として、「家庭クラブ」(SMILEクラブ)の活動も盛んです。

家庭クラブ 焼き菓子の販売

3月23日の放課後、家庭クラブの1,2年生が、大津高校の教職員を対象に、自分たちで考えた焼き菓子の販売実習を行いました。頼りにしていた3年生が卒業し、1,2年生だけでの不安を抱えながらの初めての販売実習でした。 購買意欲を上げるにはどうすればよいかをメンバーで検討し、商品名やラベルは自分たちで考え、ラッピングも工夫しました。 何度も試作し、オリジナルレシピのパウンドケーキを5種類完成しました。製菓技術は未熟ですが、心を込めて一つ一つ丁寧に作りました。 開店直後には行列ができるほどの盛況で、約80個のパウンドケーキは10分で完売しました。

販売した焼き菓子は次のとおりです。
焼きチョコっちぱうんど
柚次郎ぱうんど
近江茶んのほろにが恋心
極上のバニラぱうんど
はちみつと広島レモンのしっとりぱうんど

1年生家庭科学科外学習

1月26日(金)1年生家庭科学科の生徒80名が、京都市市民防災センターと積水ハウス(株)総合住宅研究所「納得工房」を訪問しました。これは、「生活産業基礎」という科目の授業で、住居と住環境、住生活に関わる産業についての学習の一環として実施しました。

京都市市民防災センターでは、体験を通して自然災害の恐ろしさと災害に対する備えの大切さを学びました。

積水ハウス(株)総合住宅研究所「納得工房」では、「生涯住宅」の考え方や環境への配慮や、ライフスタイルにあわせた提案などを、 施設・設備を見学し体験することで学ぶことができました。

 

 

 

 

課題研究発表会

1月11日(木)滋賀大学の矢野由起先生をお招きして、課題研究発表会を実施しました。これは、家庭科学科の3年生が、「課題研究」という科目で1年間研究してきた内容を発表する会です。課題研究では、一人ひとりが自分の進路目標や興味・関心のもとに「食物」「被服」「保育」の3つの分野に分かれて研究をしました。発表後、矢野先生からご指導をいただきました。

「食物」では、「アボガドは森のバターと呼ばれるが、本当にバターの代わりになるか」や「江戸料理を再現」などのテーマで発表しました。

「被服」の分野は自分の好きな服を作るため、型紙を作り、生地を探し、縫い方を工夫など何度も失敗し試行錯誤を繰り返して仕上げたことがとても伝わる発表でした。

「保育」の分野では、何度も同じ保育園を訪問し実習をすることで、保育士という仕事のやりがいと苦労を学んだことが発表されました。

家庭クラブ クッキング講習会

12月13日放課後に、1、2年生家庭科学科を対象に、家庭クラブクッキング講習会を実施しました。 メニューは、「ブッシュドノエル(クリスマスのロールケーキ)」と「サモサパン」です。 楽しく交流しながら見た目も美しいおいしいケーキができました。

 

 

 

 

 

 

1年家庭科学科 生活産業基礎 社会人講話を実施しました。

12月12日と13日の2日間、1年家庭科学科「生活産業基礎」の授業で、 ディーズファッション専門学校 校長 大橋治子先生をお迎えして、 「アパレル産業への道」と題して講演をしていただきました。また、 「デザイン画の描き方」の講習もしていただきました。 今後の学校生活や将来の目標について、考えるよい機会となりました。

 

 

 

 

 

 

におの浜保育園で保育実習を実施しました。

11月9日(木)と11月10日(金) の2日間、 家庭科学科3年の課題研究の「保育」分野を選択した生徒たちが、におの浜保育園に実習に行きました。高校生が教室に入る時、子どもたちが隠れていて、「どこにいるのかなあ」と入っていくと、「わーーーっ」と言って驚かせてくれました。またおみやげとして授業で制作した手作りのかるたや布絵本を使って一緒に遊びました。実習を終えて帰る時は、トンネルを作ってくれて、そこを高校生が通って名残を惜しみました。外に出てからも、外の見える窓から手を振って見送ってくれました。











園児を招いてお楽しみ会を開催しました。

11月9日(木)と11月14日(火) の2日間、 家庭科学科3年の課題研究の「保育」分野を選択した生徒たちが、平野幼稚園の園児をセミナーハウスに招き、お楽しみ会を開催しました。 生徒たちオリジナルの劇やペープサートを披露したり、手作りおもちゃで子どもたちと遊びました。いつもの実習と違い、大津高校に幼稚園の子どもたちを招くことになり、お迎えからトイレの時間確保、見送りなど、すべて高校生で企画し運営しました。平野幼稚園の子どもたちと出会うのは3回目になるので、覚えていてくれる子どもたちもいて、子どもたちは、楽しい時間を過ごすことができた様子でした。









ナカマチ商店街ファッションショー

11月18日(土)、浜大津のナカマチ商店街で家庭科学科3年生有志によるファッションショーを行いました。ファッションショーの前に、ダンスパフォーマンスを行い,家庭科学科の生徒2名が、キレキレのダンスを披露してくれました。その後、文化祭でのファッションショーの衣装や、課題研究(ファッション)で制作した作品を、ナカマチ商店街で披露しました。文化祭でのファッションショーとは異なり、観客が近くにいて、アットホームな雰囲気でした。 ファッションショー終了後、軽音楽部によるライブもあり、大変盛り上がりました。










全国産業教育フェア秋田大会2017で研究発表

10月21日、22日に秋田市の秋田拠点センターアルヴェで行われた、全国産業教育フェア秋田大会2017(さんフェア秋田2017)に参加し、家庭クラブの研究成果を発表しました。
産業教育フェアは、毎年、全国の実業高校の生徒たちが集まり、様々な実践活動や研究成果を発表し意見を交換する祭典です。
大津高校の家庭クラブは、「SMILEプロジェクト ~未来へつなげ!ゼロ・エミッション大作戦!~」 というテーマで、地域の食材を使った商品開発やびわ湖の環境保全など家庭グラブの活動について発表しました。
工業科や商業科など他の学科の生徒の実践や研究にもふれ、たくさんの刺激を受けました。また、秋田の高校生に郷土料理のきりたんぽの作り方を教えてもらうなど、全国の高校生と交流を深めました。

お弁当コンテスト2017 優秀賞、優良賞を受賞

商品開発実習

10月30日(月)家庭科学科1年生が、商品開発実習を行いました。生徒たちは、「フードデザイン」という科目で、栄養、食品、献立、調理、テーブルコーディネートなどについて学習しています。この実習は、今まで学んできたことを生かして、グループごとにお菓子のレシピを考え、原価を計算して値段を設定し、広告のためのポスターを作成し、実際に商品を作ってみるところまでやりました。できあがった商品を陳列して試食しお互いに評価しあいました。

 

 

社会人講話

9月11日(月)3・4限 「生活産業基礎」の授業で、 1年家庭科学科80名を対象に社会人講話を実施しました。 講師として地元洋菓子店パレットの社長である 前田省三さんをお迎えして、 「県立大津高校家庭科らしい、スィーツ企画開発を考える。 -自分たちの考えたお菓子が、笑顔を作る。-」というテーマでお話しいただきました。生徒たちは、食物分野への関心を高め、今学期実施する「商品開発実習」への意欲と期待をふくらませていました。

 

 

 

知事と教育長に全国高等学校家庭クラブ研究発表大会で最優秀賞受賞したことを報告しました

8月31日、家庭クラブのメンバーが県庁を訪問し、8月3日・4日に長崎県て行われた全国高等学校家庭クラブ研究発表大会で、文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞したことを知事と教育長に報告しました。

また、お世話になった小川酒店を訪問し、受賞の報告をしました。小川酒店を始め多くの人々にお世話になりました。ありがとうございました。

 

家庭クラブがエコサイエンスツアーに参加しました。

8月23日(水)京都光華女子大学主催、京都大学ナノテクノロジーハブ拠点協力のもと開催されたエコサイエンスツアーに参加しました。
京都光華女子大学では気候変動や生物多様性、エネルギー問題等について楽しく学びました。その後、屋上庭園で、実際の温暖化やヒートアイランド現象とその対策について学びました。
午後は、京都大学に移動し、電子顕微鏡や3Dレーザー顕微鏡などの先端機器を使って観察体験をしました。竹粉に生息するバクテリア類や本校家庭クラブが研究している酒米搗精ぬかの形状を観察し、肉眼では見ることができない極微の世界を観察することができてたいへん感動しました。

3D7レーザー顕微鏡で竹粉の中のバクテリアを探しています

京都大学時計台の前で

 

ファッション甲子園出場

全国高等学校家庭クラブ研究発表大会 文部科学大臣賞(最優秀賞)受賞

 

夏休みに希望者が膳所保育園で保育実習をしました。

7月24日(月)から7月28日(金) の5日間、 普通科3年生と家庭科学科3年生の希望した生徒たちが、膳所保育園に実習に行きました。 授業で体験させてもらう実習と違って、朝から夕方までの1日の実習のため、園児たちとの交流も深まり、園の先生方から多くのことを学ぶことができました。参加した生徒は、「あっという間に一日が過ぎました。もっとたくさん実習したかったです。」という声が聞こえました。保育園の先生からも「高校生にお手伝いに来てもらってとても助かりました。毎日でも来てほしいです」とうれしいお言葉をいただきました。参加した生徒たちは、普段の学校の学習では学べないことを体験することができました。

家庭科学科の生徒が保育園で実習をしました。

6月13日(火)と6月15日(木) の2日間、 家庭科学科3年の課題研究の「保育」分野を選択した生徒たちが、平野幼稚園で1回目の実習を行いました。 園児と一緒に体操をしたあと、泥んこ遊びや、体を使った遊び、色水遊びなど様々な遊びをしました。これから1年間、何度も保育園で実習を行い、子どもたちが様々な活動を通して成長していく姿に実際にふれながら、子どもたちとの接し方、保育園で気をつけなければならないことなど保育の基礎を学びます。
















普通科の生徒が保育園で実習をしました。

6月6日(火)と6月13日(火) の2日間、 普通科3年の総合学習の「子どもの育ちに寄り添って」を選択した生徒たちが、二班に分かれて、におの浜保育園と西武百貨店に実習に行きました。 
大津高校では、普通科と家庭科学科が併設されている特色を生かして、普通科の生徒も3年生の総合学習で家庭科学科の<保育>の分野の一部を学習することができます。

におの浜保育園では、4,5歳児の子どもたちと部屋の中で実習をしました。隣の部屋で昼寝をしている子どもがいるので、静かに遊ばないといけなかったのですが、『おねいちゃんせんせい』(生徒たち)が一緒に遊んでくれるというので、はしゃぎすぎてしまう子どもがたくさんいました。

 西武百貨店での実習では、前半に『マイママhouse』の押栗先生から赤ちゃんの発達や子育てに関するお話を聞きました。後半は『育(はぐ)ままセンター』で、小さいお子さんを連れて来ておられる親子連れと交流しました。初めは恥ずかしがって、泣いている子どもいましたが、慣れてくると高校生とも楽しく交流することができました。また、総合学習で制作したミニ壁面構成を展示していただきました。       









      

家庭科クラブが大津市100円市に出店しました。

6月3日(土)  家庭クラブのメンバー(1年4名、2年10名、3年2名)が、浜大津のナカマチ商店街で行われた100円市に出店しました。当日は、お天気もよく、親子連れなどで賑わっていました。大津高校家庭クラブでは、来店してくださった方にバラのマグネットのキットを販売して、作り方を説明し、一緒に製作してもらいました。小さい子どもさんから大人の方まで体験していただき、素敵なマグネットが完成し大盛況でした。地域の方々と交流することができて、有意義な時間を過ごすことができました。










3年生「課題研究」 膳所保育園で保育実習を行いました。

5月9日(火)と5月11日(木) 2日間、 家庭科学科3年の課題研究の「保育」分野を選択した生徒たちが、膳所保育園に実習に行きました。 保育園に着くと、園児たちが大歓迎してくれました。 天気が良かったので、園庭で園児たちと遊ぶことができ、楽しく学習することができました。