桜

大津高等学校の家庭科学科は、<被服>、<食物>、<保育>の3つの分野をバランスよく学習し、専門的な知識や技術を習得し、将来その分野で活躍する人を育てます。

授業は、たくさんの実習があります。また、3年生の「課題研究」では、3年間学習したことの総まとめとして、<被服>、<食物>、<保育>の3つの分野から興味関心や進路希望に応じて1つ選択し課題を設定して、1年間を通して探求活動を行います。

また、課外活動として、「家庭クラブ」(SMILEクラブ)の活動も盛んです。

「生活産業基礎」社会人講話『認知症あんしんサポーター講座』

3月11日、家庭科学科2年生の「生活産業基礎」の授業で、 認知症あんしんサポーター講座」を実施しました。 高齢者福祉施設「京都ゆうゆうの里」職員の方を講師にお迎えし、「認知症」について学びを深めました。 受講した生徒の感想を紹介します。  

・「認知症の人は「何もできない」というイメージがあったけど、全然そんなことはなくて、 思い出せなくなってしまっても『人の役に立ちたい』という気持ちはあるので、そのお手伝いを することが大事だと思った。
・今日の講座の内容を家族と共有し、どう接したらいいか受けとめる方法を話し合いたいと思う。

今後は、お互いの思いを共有しながら、日々の生活や来年度の「生活と福祉」の学習につなげていきたいと思います。

課題研究発表会

1月13日(木)ピアザ淡海・ピアザホールにて3年家庭科学科課題研究発表会を行いました。 「被服」「食物」「保育」の3分野に分かれて研究、探究をしたものを発表しました。 「被服」は製作した作品を着てファッションショー。「食物」はそれぞれのテーマで研究をした料理をパワーポイントで発表。「保育」では園児たちの前で披露した児童文化活動(劇)を発表しました。 今年度は家庭科学科の1・2年生と3年生の保護者の方々に直接見ていただくことができました。生徒自身も三年間の集大成として堂々とした姿で発表を行いました。
   
 
また、ホール外のホワイエにて「食物」「保育」分野の作品を展示していました。 生徒や保護者の方々に近くで手に取って見ていただくことができました。
 
   
   

2年家庭科学科「フードデザイン」製菓実技実習

2年家庭科学科「フードデザイン」の授業で、辻製菓専門学校より講師をお迎えして、 「ケーキのナッペと絞り」の製菓実技実習に取り組みました。 この体験を活かして、2月初旬に「デコレーションケーキ」の実習に取り組む予定です。

2年家庭科学科「生活産業基礎」社会人講話

2年家庭科学科「生活産業基礎」の授業で、本校卒業生の「におの浜保育園」保育士さんをお迎えして、保育士の仕事について講演をしていただきました。 園児さんの様子や、保護者との関わり方、仕事の内容など貴重なお話をうかがうことができました。

中町商店街ファッションショー

10月23日(土)に大津市の中町商店街で3年生家庭科学科によるファッションショーを行いました。学園祭のファッションショーで着用した衣装や、課題研究で製作した衣装を身にまとい、多くの方々に見ていただくことができました。学園祭のファッションショーでは保護者の方に直接見ていただくことができなかったため、生徒自身も楽しみにしていたようです。

また、学校家庭クラブによるシュシュ販売も行いました。生徒が作ったシュシュは様々なデザインがあり、多くの方に手に取っていただきました。

平野幼稚園実習

6月22日(火)と6月24日(木) の2日間、 家庭科学科3年の課題研究で「保育」分野を選択した生徒たちが、平野幼稚園(1回目)に実習に行きました。昨年は、新型コロナの関係で、2年生の時に一度も保育実習に行けなかったので、高校入学後、初めての実習になりました。そのため、初めは緊張している生徒もたくさんいましたが、子どもたちに出会うとすぐに笑顔になり、充実した時間を過ごすことができました。2日ともとてもお天気が良く、外で子どもたちと遊びました。泥んこ遊び、逃走中ごっこ、せっけんを泡立てて、おままごとなど手先を使った遊びなどを体験できました。年長組の子どもたちは砂場で、山や川を作り、びしょ濡れ、どろんこになって遊んでいました。

また実習の最後には園長先生と一緒に振り返りをしました。園長先生からいろいろとご指導を受けることができ、次回の実習にむけて、課題を整理することができました。