桜

大津高等学校の家庭科学科は、<被服>、<食物>、<保育>の3つの分野をバランスよく学習し、専門的な知識や技術を習得し、将来その分野で活躍する人を育てます。

授業は、たくさんの実習があります。また、3年生の「課題研究」では、3年間学習したことの総まとめとして、<被服>、<食物>、<保育>の3つの分野から興味関心や進路希望に応じて1つ選択し課題を設定して、1年間を通して探求活動を行います。

また、課外活動として、「家庭クラブ」(SMILEクラブ)の活動も盛んです。

社会人講師による製菓実技実習

1月19日から25日の4日間、2年生家庭科学科「フードデザイン」の授業で、社会人講師を招いて製菓実技実習を行いました。指導してくださったのは、大阪にある辻製菓専門学校の先生方です。内容はスポンジケーキのデコレーションで、練習用のクリームを用いて、スポンジ生地へのクリームの塗り方とバラ形の絞り出しの方法を教えていただきました。理論を交えての分かりやすい見本を示してくださった後、実習に臨みました。講師の先生方の丁寧な指導と生徒自身の意欲的な取り組みにより、綺麗な仕上がりになりました。授業の最後に、先生が作ってくださった苺のケーキを賞味し、技術の習得もできて満足した様子でした。
次の授業では、今回の実習で学んだことを活かしてデコレーションケーキに挑戦します。

課題研究発表会

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、家庭科学科3年課題研究発表会が中止になりました。その代わりに、本校の3年7組、3年8組の教室で、食物、被服、保育それぞれの分野の課題研究で取り組んだ作品を展示し、工夫を凝らした作品の数々を在校生に公開しました。

「子どもの発達と保育」の出前授業

1月18日(月)2年生家庭科学科「子どもの発達と保育」で、滋賀短期大学の柚木たまみ先生に出前授業をしていただきました。内容は「こどもの歌あそび、音あそび」です。子どもは遊びや音楽を通してどのようなことを身に付け成長していくのか、講義と実践を交えて教えていただきました。実践では様々な楽器を実際に手にし、グループごとにオリジナルの1曲を作ってみました。どのグループも同じ曲はなく、それぞれ素敵な1曲が出来上がりました。

保育実習

11月10日(火)、19日(木)、24日(火)の3日間に分かれて、本校家庭科学科、課題研究保育選択の生徒達が膳所保育園へ保育実習に行きました。0歳児~5歳児のクラスに分かれて室内遊びや外遊び、おやつの時間の補助などをしました。今年度の保育実習4回中3回が終了し、子どもとの関わり方もずいぶんと慣れてきた様子でした。

中町商店街でファッションショー

11月7日(土)大津市の中町商店街で、本校3年家庭科学科の生徒がファッションショーを行いました。中町商店街では新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため様々なイベントが中止となり、これが今年度最初のイベントとなったそうです。生徒たちにとっても、9月の学園祭でのファッションショーは無観客であったため、保護者の方などに披露するのは今回が初めてでした。衣装は、1年近くかけて自分たちで作ったものです。その衣装を着てランウェイを歩き、買い物客や商店街の人などたくさんの地域の方々に披露しました。

 

 

 

秋の松花堂弁当

3年生の「調理」では、「秋の松花堂弁当」の実習に取り組みました。 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、安全と衛生に配慮しながら、これまでに習得した調理技術をいかして、美味しそうなお弁当にしあがりました。献立は次のとおりです。
   ・さつまいもと栗の炊き込み飯
   ・いかのけんちん蒸し
   ・伊達巻き
   ・丁字麩の辛子和え
   ・香の物

社会人講師によるファッションショーの講習会

7月22日(水)、家庭科学科3年生を対象に上田安子服飾専門学校からプロのモデルさんを講師に迎え、ファッションショーに向けて、姿勢や歩き方の講習会を行いました。ファッションショーは、何十年も続く学園祭のメインイベントの一つです。家庭科学科の3年生が、自分たちが作った衣装でランウェイを歩きます。今日は、プロのモデルさんから、美しい立ち方やランウェイの歩き方、ポーズの取り方などを学びました。